Wi-FiセキュリティWPA2には脆弱性がある。家庭でできる対処法



Wi-Fiのセキュリティ

 

 

セキュリティを設定していないWi-Fi(無線LAN)をオープンネットワークと呼びます。これは電波が届く範囲なら誰でも接続することができます。従って、自宅のWi-Fiにセキュリティが設定されていないと、第三者に無断で接続されてしまうことになります。

 

この場合、インターネットの接続速度が遅くなったりしますが、何より自分のパソコンのデータを見られたり、アドレス帳、クレジットカード情報などの個人情報が盗まれて悪用される恐れもあります。これでは困りますからセキュリティは必要なのです。

 

セキュリティの設定を正しく行うことで、Wi-Fiルーターとの認証が確認できない機器はアクセスできなくなります。インターネットの無断利用、不正アクセスなども防止することができます。安全で快適なWi-Fi利用のためには正しいセキュリティ設定が必要なのです。

 

ちなみに最近は「オープンネットワーク」という言葉をよく耳にします。それは空港、カフェ、駅、図書館などでこのサービスが増えているからです。無料かつアカウント登録も必要なく、誰でも利用できるWi-Fiです。こうした場所でのオープンネットワークは便利かもしれませんが、通信の内容が暗号化されず、通信内容を誰でも見ることができます。従ってできるだけ公共施設でのオープンネットワークには接続しないことをお勧めします。